エクマットラハンディクラフトの工房がついにリニューアル!
今年の8月下旬、PRIYO handicraftsで販売しているキラキラペンULKAやドリームキャッチャーを製作している「エクマットラハンディクラフト」が設立されてから7年が経ちました。工房で働く女性たちの人数は設立当初の8名から今では20名以上となり、ジュート製作も本格的に開始し、着実に前進しています。
これから更に活動を展開していくために、より広いスペースの必要性を感じていたところ、そのチャンスに恵まれ、7周年を迎えるにあたり工房の移転、拡大が実現されました。
今回、三菱商事の支援により、エクマットラアカデミー内に新しく工房用の建物を建設。室内には縦長の窓ガラスが各壁に大きく設置され、風通しがよく大変明るくなりました。2019年に導入された足踏みミシン5台と電動ミシン5台を両サイドに設置。大きな作業台は室内の中央に置かれたもの以外にもう2台設置し、作業別にそれぞれのスペースを設けることができました。
工房の女性たちにとって居心地がよい空間、そして彼女たちが日々快適に作業ができるよう、内装の装飾やそれぞれのコーナーにも工夫がされました。
入り口には身だしなみを確認するミラーコーナー、壁には設立当初や最近撮影した写真、現在のメンバーが一目で分かるフォトコーナー、女性たちが仕事後にほっとひと息をつくためのティーコーナー、また完成した商品を飾るためのショーケースコーナーなどを設けています。
こうした内装やそれぞれのコーナーは、エクマットラハンディクラフト工房のサポーターの方々が応援の気持ちを込めて工房リニューアルのために寄贈してくださったもので、「女性たちが笑顔で働ける環境を」という想いが込められています。
また、ジュートの布で作られたカーテンを使用したり、棚には今まで製作してきた代表的な製品が飾られ、念願でもあったアートギャラリーのような工房に仕上がりました。
トレーナーのテレザさんも快適な環境の中、笑顔でお仕事♪
工房で働く女性の子どもたちのためのキッズコーナーも新たに設置されました。壁にはベンガル文字や図表などのポスターが貼られ、子どもたちが学習する場にもなります。乳幼児のためのお昼寝用ベビーマットも設けられています。
工房がリニューアルされ、そのセレモニーを終えた代表の渡辺麻恵さんは次のように語られています。「以前は20人が所せましと仕事をしていたのですが、約2倍のスペースになり、キッズコーナーも充実し、お母さんたちが安心して働ける環境になったと思います。相変わらず毎月の運営は大変ではありますが、リニューアルできたのは継続的に応援くださっている皆さま方のおかげです。」
今後も繰り広げられる彼女たちのチャレンジとエクマットラハンディクラフトのモノづくりがますます楽しみです♪